Clubhouseをおすすめしないたった1つの理由
Clubhouseをご存知でしょうか。
InstagramやTwitterでは、「招待してください。」や「招待枠増えたので、ほしい方いましたら声かけてください」
という投稿を見ない日はないぐらいです。
1日一回はInstagramのストーリーに
「Clubhouse始めました。使い方はまだ分かりませんが、よかったらフォローしてください。」
「〇〇さん、招待ありがとうございます。」
という投稿が流れています。
2021年2月4日現在、多くのユーザーが5枠招待枠を獲得しているようです。
Clubhouse側のユーザー獲得に動いている様子が伺えます。
2週間ほど前は、招待枠はまだ1人2枠でした。
その希少性もあり、招待枠には価値が感じられました。
Clubhouseは、招待制という仕組みが希少性を生み出しています。
「希少性の原理」が働いていました。
「希少性の原理」とは、人が欲している量(需要)に比べ、利用できる量(供給)が少ない時、
そのものの価値が高くなる、または高く思える心理的な現象のことをいいます。
今となってはインフレしている感が否めません。
また、その希少性故に、Clubhouseを始めたことをSNSで報告することが1種のステイタスになっていたようにも思います。
これも今となってはステイタスではないでしょう。
「自分はClubhouseを始めることができていない」という疎外感も熱狂的に招待枠を求める人を生んだ要因の1つだと思いますが、
周りの人の多くがすでに始めている状況になっていれば、容易に招待枠を獲得することができるため、当初のような熱狂はないでしょう。
さて、タイトルのClubhouseをおすすめしないたった1つの理由です。
それは、素人の話を聞いても面白くないからです。
これは、2ちゃんねるの生みの親ひろゆきさんもおっしゃっていました。
海外での使い方はわかりませんが、日本ではまだまだ雑談が多い印象です。
一部研究者が集まった会話や、ベンチャー創業者の集まりの会話もありますが、
バチバチに論争しているわけではありません。
素人の人が話していてもあまりおもしろくありません。
また、どういったことがこれから話されるかがわからないため、話を聞いて何も得られなかった場合は
本当に時間の無駄です。
そこでしか聞けない情報を話しているかもしれない、という気持ちでClubhouseを利用されている方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。
重要な情報であれば、誰かがネットに上げてくれます。
わざわざ自分の時間を使って追い求める必要はないと思います。
素人の重要かどうでないか聞くまでわからない、つまらない話を聞くんだったら他のことに時間を使ったほうが良いと思います。
今のところ、Clubhouseはおすすめできません。
ただ、これから使い方が変わってきたり、
広告がついてきてプロになる人が現れるかもしれないなどの可能性があるため、
期待を持って見守っていきます。