「『トライ』&『エラー』繰り返してやっていこう」って言われたことありますか?
仕事上で耳にしないことはない言葉だと思います。
仕事だけでなく、スポーツや日常でも聞く言葉かもしれません。
でも、『トライ』&『エラー』って冷静に考えると不思議な言葉だと思いませんか?
2つの言葉を並べるとき、①同義語を並べる、②対義語を並べるの2つ選択肢があると思います。
「①同義語を並べる」の場合、『トライ』&『チャレンジ』や『フェイラー』&『エラー』とかになるのでしょうか。しっくりきません。
「②対義語を並べる」の場合、『トライ』&『アイドル』や『サクセス』&『エラー』とかになるのでしょうか。これもしっくりきません。
やはり、『トライ』&『エラー』が一番しっくりきますね。
「①同義語を並べる」「②対義語を並べる」でもないのであれば、「③時系列で並べる」とかになるのでしょうか。
「③時系列で並べる」と考えた場合、『トライ』のあとに『エラー』が来ているんです。つまり、挑戦すると失敗するとこの言葉では言っているんです。
冷静に考えるとすごいこと言っている言葉ではないでしょうか。
挑戦すると失敗するよ、ということを当たり前に伝えている『トライ』&『エラー』ってすごい言葉ではないでしょうか。
「失敗するのが怖い」と思っている人に対して、『トライ』&『エラー』は結構救いになるんではないでしょうか。
『トライ』&『エラー』は割とみんな使っている言葉です。
つまり、割とみんな「挑戦したら失敗するのが当たり前だよね」って言ってるんです。そう思うとちょっとだけ挑戦することへのハードルが低くなるのではないでしょうか。