naka_shoの日記

20代会社員です。

「モチベーションが下がる」は適切か

「最近モチベーション下がってきてるわ。」
今日もどこかの誰かが言ってそうなセリフですね。

Oxford Languagesによるモチベーションの定義は”人が何かをする際の動機づけや目的意識。”だそうです。

「モチベーションが下がる」といった表現を使うことが多いかと思います。
でも実は、動機付けや目的意識は下がったりしません。
下がったりするのは「テンション(緊張感)」で、モチベーションは「忘れている」が適切な表現でしょう。

昔、こんな話を聞きました。

モチベーションは魚です。
釣った瞬間から鮮度が下がっていきます。
逆に釣った瞬間は一番鮮度が高いんです。
何かをやる気になったとき、その時に実行に移すことができなければ
いつまでたっても実行には移せないでしょう。
なぜなら、一番鮮度が高いときに実行に移せないのですから。

モチベーションが動機付けや目的意識という定義だとわかると理解できます。
つまり、時間がたつごとに忘れてしまうんです。
人は忘れる生き物なので、とても自然なことです。

重要なのはモチベーションを忘れないようにすること。
定期的にモチベーションを思い出してあげることが大切です。

目につく場所に目標を貼っておくことがモチベーション維持になぜ有効かがわかる気がします。

私の場合、本を読むことでモチベーションを思い出せます。
最近、「たった一人の熱狂」を読んでモチベーションを思い出しました。
モチベーションを思い出して仕事をするとしないとでは生産性が全く違います。


モチベーション≒目的意識だとします。
目的思考で物事を考えることで無駄な時間が減り、「生産性=アウトプット/インプット」の「インプット」の総量を削減することができるため生産性が向上するのだと思います。

みなさんのモチベーションはなんですか。
ぜひ、「モチベーションを思い出して」みてください。

仕事上の『悩む』と『考える』の違い

お疲れさまです。今日もお付き合いください。

「『悩む』と『考える』の違いを説明してください。」と言われたら、あなたはなんと答えますか。

私は、
『悩む』は、答えが出ないことについて思考すること
『考える』は、答えが出ることについて思考すること
だと定義しています。

「○○ちゃんは俺のこと好きかなぁ、、、」
と中学時代悶々とした日々。
これは『悩む』です。相手が自分のことを好きかどうかは、自分で思考したところで答えが出ないので。

対して
「明日○○ちゃんに告白すべきか」
これは『考える』です。なぜなら「する」か「しないか」の答えを出せるからです。

『悩む』と『考える』の使い分けは中学時代ならまだしも、
仕事においてはとても重要です。『悩む』ことに時間を使ってはいけません。
答え=アウトプットがないからです。
仕事は、インプットとアウトプットの繰り返しです。
何かのアウトプットは、次の何かのインプットになります。
『悩む』=答えがない=アウトプットがない状態では、仕事になりません。

考えた結果、答えが出るものについては自分の頭をフルに使って『考える』べきです。
「あ、自分今悩んでるな」と思ったら、すぐに先輩・上司に相談しちゃいましょう。
自分よりも経験があるであろう先輩・上司はその仕事に対しての答えの出し方を知っている可能性が高いです。
結果、『悩む』が『考える』に変わります。

『トライ』&『エラー』という言葉を再考すると。

「『トライ』&『エラー』繰り返してやっていこう」って言われたことありますか?

仕事上で耳にしないことはない言葉だと思います。

仕事だけでなく、スポーツや日常でも聞く言葉かもしれません。

でも、『トライ』&『エラー』って冷静に考えると不思議な言葉だと思いませんか?

2つの言葉を並べるとき、①同義語を並べる、②対義語を並べるの2つ選択肢があると思います。

「①同義語を並べる」の場合、『トライ』&『チャレンジ』や『フェイラー』&『エラー』とかになるのでしょうか。しっくりきません。

「②対義語を並べる」の場合、『トライ』&『アイドル』や『サクセス』&『エラー』とかになるのでしょうか。これもしっくりきません。

やはり、『トライ』&『エラー』が一番しっくりきますね。

「①同義語を並べる」「②対義語を並べる」でもないのであれば、「③時系列で並べる」とかになるのでしょうか。

「③時系列で並べる」と考えた場合、『トライ』のあとに『エラー』が来ているんです。つまり、挑戦すると失敗するとこの言葉では言っているんです。

冷静に考えるとすごいこと言っている言葉ではないでしょうか。

挑戦すると失敗するよ、ということを当たり前に伝えている『トライ』&『エラー』ってすごい言葉ではないでしょうか。

「失敗するのが怖い」と思っている人に対して、『トライ』&『エラー』は結構救いになるんではないでしょうか。

『トライ』&『エラー』は割とみんな使っている言葉です。

つまり、割とみんな「挑戦したら失敗するのが当たり前だよね」って言ってるんです。そう思うとちょっとだけ挑戦することへのハードルが低くなるのではないでしょうか。

従業員代表になるメリットを考えてみた

従業員代表になるメリットを考えてみた

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なぜ従業員代表になるメリットを考えたか

従業員代表という言葉を社会人の皆さんは1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

この記事は、労働組合がない会社でお勤めの方に読んでいただきたい内容です。

 

従業員代表になることのメリットはなんでしょうか?

先日、組織長から「従業員代表に立候補する人がいないんだよね」と言われました。

「立候補してほしい」ということです。

管理職から「立候補してほしい」と伝えてはいけないことになっているため、

ふわっとした言い方でした。

 

従業員代表なんて興味がないし、仕事が増やされると考えるとやりたくありません。

ただ、メリットもあるのではないかと思い、考えてみました。

 

従業員代表ってなに?

そもそも従業員代表ってなに?

 

従業員代表制について

www.hrpro.co.jp

では下記のように記載されています。

企業は、従業員側と一定の労使協定を締結するにあたって、従業員の過半数で組織される労働組合過半数組合)がない場合、従業員の過半数を代表する者(過半数代表)を従業員代表として協定を締結することが労働基準法で定められています。

 

また、就業規則の作成・変更にあたっても同様に、従業員の過半数で組織される労働組合がない場合、従業員の過半数を代表する者の意見を聴き、その結果を書面にして届け出ることが労働基準法で義務付けられています。

 

なるほど、法律上で決まっている制度なんですね。

 

過半数の票を獲得することはできるの?

従業員代表は、従業員の過半数の票を得ることによって選出されます。

過半数を獲得することって難しいと思いますよね?

 

立候補者を募っている期間に下記2つのどちらかがあればほぼ信任されると思います。

  1. 立候補者募集期間が延長されてる
  2. マネージャークラスから暗に立候補してほしいと言われる

 

どちらのパターンも立候補者がいない場合に発生することです。

つまり、自分以外に対立候補ができない状態であればよいのです。

 

よく考えてみてください。

自分が知らない人が候補として上がった場合、その人を不信任にしますか?

大抵の人は興味のないことなのでよっぽど悪い噂がある人でなければ信任されます。

逆に社内で悪い噂がある人は、そもそも従業員代表に立候補しないでしょう。

 

つまり、立候補して、対立候補がいなければほとんどコストをかけずに従業員代表という地位を獲得することができるのです。

 

従業員代表の工数は?

もちろん会社によって異なると思いますが、私の働いている会社での従業員代表の工数は年間トータルで1日ほどです。

やることといえば36協定の署名や、労働規約が改定される場合の意見出しなどです。

 

従業員代表のメリットは?

従業員代表になることのメリットは2つあります。

  1. 自分の名前を社内でアピールすることができる
  2. 転職の際に若干アピールすることができる

どちらのメリットも「コストをほとんどかけずに得られる」ということがポイントです。

 

1.自分の名前を社内でアピールすることができる 

従業員代表の選出は投票によって実施されます。

つまり、投票のタイミングで必ずその人の名前を読むことになるのです。

これはとても重要なことです。プロジェクトなどの機会を与えられる可能性が高まるからです。

 

管理監督者が従業員代表になることはできません。

つまり、マネージャークラスは従業員代表になれないのです。

必然的に従業員代表になるのはメンバークラスになります。

メンバークラスは、もちろん人によりますが、まだまだ実績のない人である場合が多いです。

 

実績を作り評価を上げるためには、まず仕事の機会を獲得しなければなりません。

例えばプロジェクトにアサインされるパターンを考えてみてください。

ほとんど経歴が一緒の2人がいたとします。

片方の名前は聞いたことがあり、片方の人の名前は全く聞いたことがなければ、どちらが選ばれると思いますか?

おそらく前者がアサインされることでしょう。

これは繰り返し接すると好感度や印象が高まるという単純接触効果があるからです。

 

従業員代表では、投票と代表選出結果の少なくとも計2回の接触回数を確保することができます。それも全社員に対してです。

マネージャーから暗に立候補するよう促された場合は、そのマネージャーに貸しを1つ作ることもできます。

 

2.転職の際に若干アピールすることができる

転職する際にも従業員代表ということを履歴書記載できます。

もちろんメインのアピールポイントにはなり得ないと思いますので、チラッと書いておくぐらいが良いでしょう。

ただ、これを書くことによって「少なくとも過半数の従業員からは信任された人物」だということが証明できます。

やばいやつではないということの証明です。

 

従業員代表の任期中にコストがかからなそうな業務改善を実施すれば、それだけで

「〇〇ということを問題に感じ、□□ということを実施しました。△△という結果を得ることができました。」とアピールすることができます。

 

従業員代表の枠が空いていたら真っ先に手を挙げましょう

従業員代表はコストをかけずにメリットを享受することができるコスパの良い仕組みです。

もし、あなたの会社で従業員代表の立候補者がいなくて困っているという声を聞いたら真っ先に手をあげるべきだと思います。

『宇宙兄弟』に学ぶ、「事実」と「真実」の違い

宇宙兄弟』に学ぶ、「事実」と「真実」の違い

 

漫画『宇宙兄弟』を知っていますか?

2人の兄弟が宇宙を目指す物語です。

この漫画には、本当にたくさんの学びがあります。

なんの学びにもならない会社の研修よりもよっぽど有意義です。

 

 

2021年2月には、『宇宙兄弟』待望の39巻が発売されました。

またしても学びの多い内容でした。

吾妻さんから学ぶ「真実」と「事実」の違いについて書こうと思います。

 

 

「真実」と「事実」の違いを教えて下さい。

と聞かれたらなんと回答しますか?

もちろん、辞書等で調べれば定義は出てきますが、自分自身の定義を考えてみてください。

 

定義を考える上では『宇宙兄弟』39巻が役立ちます。

 

場面はロケットの打ち上げ場。

数日後に控えた打ち上げを前に、宇宙飛行士のメンバーが集合します。

そこに集まっていた記者から日々人に対して質問が飛びます。

パニック症やNASA戦力外通告、かつてのチームメンバーとの仲違い

世間でも色々意見が飛び交っていますが、そこらへんどうお考えですか、と。

 

日々人が回答に困っていると、吾妻さんが割って入りこんなたとえ話をします。

 

ある二人の青年が広場でキャッチボールをしていた。

 

片方のミスった投球をもう一人が思いっきり跳んでナイスキャッチしたが

着地のとき水たまりにはまってびしょ濡れになってしまった。

 

その様子を離れた場所から見ていた主婦たちが疎ましそうに話す。

「不注意だからあんなことになるのよ」

 

別の場所で見ていた男も呟いた。

「下手なやつがいつも暴投してできる奴に迷惑をかけるんだよな」

 

またべつの場所で見ていた男が言った。

「嫌がらせじゃないのか?どう見てもワザと水にはまるように投げていた。」

 

当の二人の青年たちはただミスをして、ただ水に濡れただけだった。

何事もなく、キャッチボールの続きを楽しんだ。

 

遠くでボソボソ言っている意見なんていつでもそんなもんです。

 

 

めちゃめちゃかっこいい。

吾妻さんファンは多いと思いますが、より一層ファンを獲得したと思います。

話をもとに戻し、「事実」と「真実」の違いです。

 

事実とは、客観的な事象のことです。

真実とは、事象に対して人が解釈を加えたものです。

 

周りの人は好き勝手いろんなことを言います。

その人の角度で事実を解釈し、意見をします。

 

ただ1つの事象でさえも、見方が変われば、

人の数だけ意見は出てきてしまいます。プラスの意見も、マイナスの意見も。

真実は人の解釈の数だけ存在してしまうので、コントロールは難しい。

 

大切なのは事実はどこにあるのかということ。

「ファクトベースで」とよく聞きますが、まさにそのことです。

真実に惑わされず、事実と把握すること。

そうすれば、周りの意見なんて聞くに及ばない。

 

吾妻さんはそう言いたかったのではないでしょうか。

 

宇宙兄弟』には、考えさせられるシーンがたくさんあり、

ビジネスでも役立つ考え方がたくさんあります。

ぜひ読んでみてください。

 

モンスターズインクから学ぶバイアスの外し方

モンスターズインクから学ぶバイアスの外し方

 

モンスターズインクを知っていますか?

あの有名なディズニーの映画です。

以前、ディズニーランドに行った際、「モンスターズインク ライド&ゴーシーク」という

アトラクションに乗りました。懐中電灯を持ってエリアに隠れているモンスターを探すアトラクションです。

 

アトラクションが楽しかったこともあり、映画「モンスターズインク」を思い出しました。

今振り返ってみると、「あの映画はバイアスの外し方を伝える映画なのでは」と思ったので、今日はその話を書きたいと思います。

 

映画をまだ観ていない方は面白いのでぜひ観てみてください。

観た後にこの記事を読むと「なるほど」と思ってもらえるはずです。

 

既に映画を観たことがある方は、「そんな見方があるのか」と気づけるはずです。

ではさっそく。

 

モンスターズインクの世界では、子供の悲鳴がすべてのエネルギーの源になっています。

そのため、悲鳴を生産する会社モンスターズインクは、モンスターの世界では大変人気のある会社です。

 

あるとき、モンスターの世界に人間の子供ブーが迷い込みます。

映画「モンスターズインク」はブーを人間の世界に返すためにサリーとマイクが奮闘する物語です。

 

さて、モンスターの世界では悲鳴がすべてのエネルギーになっています。

電気は悲鳴から生み出されます。悲鳴=エネルギーなのです。

モンスターは子供たちを驚かせ、そこで得た悲鳴を溜めて各家庭にエネルギー(電力)として供給しています。

ただし、モンスターは子供に触れると死んでしまうと信じられていました。

そのため、モンスターズインクの社員は常に危険と隣り合わせでした。

(のちにサリーとマイクがブーと接する姿を見て、他のモンスターも子供は危険ではないことを理解します。)

 

しかし、近年モンスターズインクは問題を抱えていました。

悲鳴の生産量が落ちてきてしまっていたのです。

原因は、映画やテレビゲームの普及にありました。

刺激に慣れてしまった子供は、モンスターの叫びで悲鳴を上げることが少なくなってきていたのです。

 

作中でも出てきますが、モンスターズインク社長のウォーターヌースと、サリーのライバルであるランドールは

子供を驚かせるのではなく、子供を誘拐して口に吸引機をつけ強制的に悲鳴を集めようと画策します。

しかし、この企みはサリーとマイクによって阻止されてしまいます。

ただ、それほどまでにエネルギー問題はモンスターの世界にとっては重大な問題だったのです。

 

一方、サリーとマイクはというとブーとの関わり方に悪戦苦闘します。

ブーが泣いてしまうと存在がばれてしまいます。

ブーの存在を隠すために椅子のカバーと電球でモンスターの擬態を作成するなどカモフラージュします。

何度かブーの笑いで町中の電気がつき、ついにはエネルギーの供給過多で電球が切れてしまうというシーンがあります。

また、大きなエネルギーが必要な人間界とモンスターの世界をつなぐドアも、ブーの笑いで起動させてしまったりします。

 

このあたりからサリーは「悲鳴よりも笑いの方がエネルギー量は大きいのでは」と思い始めます。

そして、モンスターズインクの社長ウォーターヌースが逮捕され、モンスターズインクが倒産してしまうかというラストシーンで

エネルギーは悲鳴からではなく、笑いから得ることができることに気づき、

子供を驚かせて悲鳴を得る会社ではなく、笑わせてエネルギーを得る会社へとモンスターズインクを変貌させます。

 

ストーリー説明が長くなってしまいましたが、ここからがこの話の本質です。

モンスターの世界ではエネルギー=悲鳴と信じられていました。

サリーは、これをエネルギー=笑いへと変化させたのです。

なぜ、悲鳴からエネルギーを得ることができると判明したのかは映画の中で明らかになりませんが、

はるか昔からの常識であったようです。

 

それを、その歴史をサリーは変えたのです。

エネルギー=悲鳴というバイアスを取り払いました。

 

大事なのは、なぜバイアスを取り払い、発想を転換することができたのかです。

映画の中では何度かブーの笑いによってエネルギーが家電に供給されているシーンがあります。

この出来事がサリーの発想の元となっています。

 

さらにもとをたどってみると、なぜサリーの前でブーが笑うという状況になったのかということが気になります。

それは、サリーがモンスターの世界に人間を連れてきてはいけないというタブーを破ったからです。

 

そもそも人間がモンスターの世界に入らなければ、笑いが悲鳴よりもエネルギーになることを

誰も気づくことができなかったでしょう。ルールの中で行動していれば、ルールの枠の中での発見しかすることができないのです。

 

ルールを破る、枠の外に出る、思ってもみないことをやってみることが

今までの自分にない経験を生み、その経験を転換することによってバイアスを取り払い

新たな着想を得ることができるのです。

 

映画「モンスターズインク」は、ルールを破ることで自分の常識の枠の外での経験を獲得し、

その経験を他に転用することで今までにないブレイクスルーを生み出すことができる、

そうディズニーが言っている映画ではないかと思いました。

 

最後に、ルールを破ってブレイクスルーを作り出すときには、周りの環境の変化も重要であると映画は示しています。

もし、ウォーターヌースが逮捕されていなければサリーとマイクは前代未聞の事件を起こした犯罪者になっていたでしょう。

組織の権力者がいなくなったことも、ブレイクスルーを後押しした要因だと思います。

Clubhouseをおすすめしないたった1つの理由

Clubhouseをおすすめしないたった1つの理由

 

Clubhouseをご存知でしょうか。

InstagramTwitterでは、「招待してください。」や「招待枠増えたので、ほしい方いましたら声かけてください」

という投稿を見ない日はないぐらいです。

 

1日一回はInstagramのストーリーに

「Clubhouse始めました。使い方はまだ分かりませんが、よかったらフォローしてください。」

「〇〇さん、招待ありがとうございます。」

という投稿が流れています。

 

2021年2月4日現在、多くのユーザーが5枠招待枠を獲得しているようです。

Clubhouse側のユーザー獲得に動いている様子が伺えます。

 

2週間ほど前は、招待枠はまだ1人2枠でした。

その希少性もあり、招待枠には価値が感じられました。

 

Clubhouseは、招待制という仕組みが希少性を生み出しています。

「希少性の原理」が働いていました。

「希少性の原理」とは、人が欲している量(需要)に比べ、利用できる量(供給)が少ない時、

そのものの価値が高くなる、または高く思える心理的な現象のことをいいます。

 

今となってはインフレしている感が否めません。

 

また、その希少性故に、Clubhouseを始めたことをSNSで報告することが1種のステイタスになっていたようにも思います。

これも今となってはステイタスではないでしょう。

 

「自分はClubhouseを始めることができていない」という疎外感も熱狂的に招待枠を求める人を生んだ要因の1つだと思いますが、

周りの人の多くがすでに始めている状況になっていれば、容易に招待枠を獲得することができるため、当初のような熱狂はないでしょう。

 

さて、タイトルのClubhouseをおすすめしないたった1つの理由です。

それは、素人の話を聞いても面白くないからです。

 

これは、2ちゃんねるの生みの親ひろゆきさんもおっしゃっていました。

 

海外での使い方はわかりませんが、日本ではまだまだ雑談が多い印象です。

一部研究者が集まった会話や、ベンチャー創業者の集まりの会話もありますが、

バチバチに論争しているわけではありません。

 

素人の人が話していてもあまりおもしろくありません。

また、どういったことがこれから話されるかがわからないため、話を聞いて何も得られなかった場合は

本当に時間の無駄です。

 

そこでしか聞けない情報を話しているかもしれない、という気持ちでClubhouseを利用されている方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。

重要な情報であれば、誰かがネットに上げてくれます。

わざわざ自分の時間を使って追い求める必要はないと思います。

 

素人の重要かどうでないか聞くまでわからない、つまらない話を聞くんだったら他のことに時間を使ったほうが良いと思います。

今のところ、Clubhouseはおすすめできません。

 

ただ、これから使い方が変わってきたり、

広告がついてきてプロになる人が現れるかもしれないなどの可能性があるため、

期待を持って見守っていきます。